
令和3年度(2022年2月)に導入された救助工作車Ⅱ型。更埴消防署に配備されています。架装はモリタ。長野県内初のバス型救工で、全国2例目となるインテリジェントアタッカーが採用されました。積載庫は2枚タイプの手動アルミシャッター式。前バンパーに引張力5tの大橋機産製油圧ウインチを採用。リアは積載庫となっており、ウインチはありません。クレーンは古河ユニック製2.93t吊り。
屋根左側に昇降装置を介して三連梯子、右側に大型道具箱を搭載。クレーン先端部分に伸縮式照明装置を装備します。屋根には救命ボートをが積載可能となっており、道具箱や三連梯子の上に救命ボート積載用のブラケットが確認できます。船外機はリアにある右側の階段に固定することが可能なようで、1台であらゆる災害に対応可能となっています。また車内には積載庫の開閉状態やクレーンの格納状態を常に確認できるアドバンスモニターも装備されており、安全性も向上しています。シャシーはレンジャー低床4WDで積載6tクラスのGX。緊急消防援助隊に登録されており、この日は長野県総合防災訓練に参加しました。







千曲坂城消防本部・更埴消防署 救助工作車Ⅱ型 コールサイン「更埴救助1」
2022年10月 令和4年度長野県総合防災訓練にて