カテゴリ: 滋賀県の消防

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平成21年度(2010年3月)に導入された救助工作車Ⅱ型。消防本部が運用しています。架装はモリタ。新製時は東浅井分署所属でしたが、平成24年度に長浜消防署所属となり、平成29年度からは消防本部の警防課救助係が直轄で運用するようになりました。

積載庫は1枚タイプの電動アルミシャッター式。ウインチは引張力5tの大橋機産製を前後に装備。クレーンはタダノ製2.93t吊り。屋根左側に昇降装置を介して三連梯子右側に大型道具箱を搭載。中央部クレーン先端に伸縮式照明装置を装備します。シャシーはレンジャー低床4WDで積載6tクラスのGX。クリアレンズのウインカーやメッキグリル・メッキミラー・派手なシャッターデザインなど、随所にこだわりが感じられます。

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湖北地域消防組合・消防本部 救助工作車Ⅱ型 コールサイン「湖北救助1」
2022年10月 令和4年度緊急消防援助隊近畿ブロック合同訓練にて

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被災地で車中泊が可能なように余裕のある車体を採用し、乗車定員は患者含め10名。大容量燃料タンクとパソコン・衛星携帯電話・100V電源などを装備。後扉は折戸となっており、その下側には患者/機材昇降用のリフトを装備しています。

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2017年9月 平成29年滋賀県総合防災訓練にて

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彦根市消防署に配備される化学車です。平成27年度(2015年11月)に導入されました。架装はモリタ。A-2級ポンプに1300L水槽・500L薬液槽を持つⅡ型化学車。収納庫はオールシャッタータイプで、後部にホースカーを搭載。お馴染みのレッドアーマーと呼ばれるルーフを採用しています。

屋根には手動操作式の放水銃を搭載。彦根唯一の化学車であると共に緊急消防援助隊に登録されており、県内外の訓練に頻繁に参加しています。デザイン面では、白抜きの英語表記が目を引きます。


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彦根市消防本部・彦根市消防署 化学車Ⅱ型 「本署化学1」
2018年9月 平成30年度滋賀県総合防災訓練にて

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水口消防署に配備される水槽付きポンプ車です。平成22年度(2011年1月)に導入されました。架装はモリタ、CAFS付き1500Lの水を積載するⅠ-B型です。CAFSは甲賀消防で初めて導入されました。収納庫はオールシャッタータイプで、後部にホースカーを搭載。

屋根には梯子と道具箱に加え、後部にナイトチーフスキャン(LED90W×4)を搭載するのが特徴。また、アオリの代わりにアルミの手すりが設けられています。緊急消防援助隊に登録されていますが、新車の投入に伴って県外の訓練には参加しなくなっています。


この日は代車として、土山分署に派遣されました。
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甲賀広域行政組合消防本部・水口消防署 水槽付きポンプ車Ⅰ-B型 コールサイン「水口1」
2018年9月 平成30年度滋賀県総合防災訓練にて

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米原消防署に配備される救助工作車Ⅱ型です。平成12年度(2001年2月)に導入されました。架装はモリタ、ファイター低床4WDシャシを採用。長らく伊香分署の所属(伊香救助1)でしたが、平成28年度一杯で伊香分署への救工の配備が廃止された為、レンジャー救工を置き換える形で米原へ転配されました。

収納庫は1枚タイプの手動アルミシャッター式。ルーフステージに油圧式ウインチ、後部に能力2.93tのクレーンを装備。伸縮式照明を右側中央に搭載する為、道具箱が前後に分断されてしまい、使い勝手が悪そうに思えます。この日は滋賀県総合防災訓練へ参加しました。


湖北救助1に比べ、おとなしい外見となっています。
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湖北地域消防組合・米原消防署 救助工作車Ⅱ型 コールサイン「米原救助1」
2018年9月 平成30年度滋賀県総合防災訓練にて

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