カテゴリ: 三重県の消防
松阪地区広域消防組合消防本部 支援車Ⅰ型(松阪支援1)

平成21年度(2010年2月)に導入された支援車Ⅰ型。松阪市の独自予算で購入された車で、消防本部に配備されています。車内には厨房設備・シャワー・トイレを装備。運転席の後ろは乗車スペースで、シートを倒してベッドにすることやテーブルを設置して作戦室として使うことが可能。車体右側中央部を1.5mせり出す片側拡幅機能も有しています。
後部資機材庫には跳ね上げ式ベンチシートが用意されており、人員輸送も可能。リアには床下部格納式のパワーゲート、左側面にはサイドオーニングを装備しており、松阪では管内で発生する水難救助や山岳救助事案にも出場させています。



松阪地区広域消防組合消防本部・消防本部 支援車Ⅰ型 コールサイン「松阪支援1」
2022年10月 令和4年度緊急消防援助隊近畿ブロック合同訓練にて
桑名市消防本部 救助工作車(桑名41)
津市消防本部 支援車
桑名市消防本部 救助工作車(桑名41)

平成13年度(2002年2月)に導入された救助工作車Ⅱ型。桑名市消防署(本署)に配備されています。架装は桑名消防が好んで採用する日本機械工業。だんだんと数を減らしているスペースレンジャーの高床4WDシャシを採用しています。
積載庫は2枚タイプの手動アルミシャッター式。ウインチは引張力5tの大橋機産製で、前が油圧、後ろが電動式。クレーンは古河ユニック製2.93t吊り。屋根左側には三連梯子とバスケットストレッチャー、右側には大型道具箱を搭載し、伸縮式照明装置はクレーンの前側に配置。さらにキャビンの上にはルーフステージが設置されています。




活動中の様子、高床4WDには悪路が良く似合う。







活動中の様子、高床4WDには悪路が良く似合う。



桑名消防本部・桑名市消防署 救助工作車Ⅱ型 コールサイン「桑名41」
2019年10月 令和元年度緊急消防援助隊近畿ブロック合同訓練にて