カテゴリ: 愛知県の消防

1A7A0450
平成20年度(2009年3月)に導入された救助工作車。覚王山出張所に配備されています。架装は平和機械。市内16区に1隊ずつ配備される所轄の救助車両は救助資機材+A-2級ポンプ+900L水槽+ホースカー2台を搭載し、救助と消火の両方に対応しています。後部中央部分は屋根へ安全に昇降できるよう階段式のアクセス路が設けられ、後部左右に蛍光黄色に塗装したホースカーをそれぞれ搭載する独自の「名消式」となっています

屋根前方には照明、左側には昇降装置を介して三連梯子、右側には大型道具箱が搭載されます。クレーンはありませんが、前バンパーに電動ウインチを装備しています。新製後は船方出張所配備でしたが、2021年頃に覚王山へ転配。2024年春に後継車の配備により引退・廃車となりました。

1A7A0519

1A7A0622
1A7A0321
1A7A0827

名古屋市消防局・覚王山出張所 救助工作車 コールサイン「覚王山41」
名古屋800は2498 日野BDG-GD7JGWA改
2023年12月 庄内緑地公園にて

1A7A7436
平成29年度(2018年2月)に導入された電源車本署(東海消防署)に配備されています。架装は日本機械工業。電源車は照明で災害現場を明るく照らすこと、停電時の非常電源の役割を持ちます。ピーク時に愛知県下では名古屋・豊橋・岡崎・一宮など11消防本部が計14台を保有しましたが、機能統合などで減少し、純粋な照明車は本車両と春日井47のみとなっています。

本車両は三菱FM316、三菱FK61(平成12年配備)に続く3代目。LED3000W×2灯相当明るさを持つ湘南工作所の伸縮式照明SLD-6000UCLを2基装備しており、12kWと先代の1.5倍の明るさを誇ります。発電機は35kVAのGE-2412Bを搭載。左右の積載庫には照明操作盤や可搬式発電機・可搬式照明・コードリールなどを搭載しています。

1A7A7446
1A7A7456
1A7A7448

東海市消防本部・東海消防署 電源車 コールサイン「東海74」
名古屋830さ1074
TPG-XZU640M
2025年1月 東海市消防出初式にて

1A7A7476
平成17年度(2005年12月)に導入された大型水槽車Ⅱ型本署(東海消防署)に配備されています。架装はモリタ。ステンレス製10000Lの丸型水槽を採用しており、キャブバックにB-2級の可搬式ポンプを搭載します。その上には放水銃を装備しており、ポンプで加圧した水の放水が可能です。

渇水時や震災時の対策として生活用水取出口のアタッチメントを搭載しており、蛇口タイプと大容量タイプ(別のタンクに移し替える用)の2種類を用意しています。出初式では一斉放水用の水をビニールタンクに給水しにやってきました。

1A7A7490
1A7A7521

東海市消防本部・東海消防署 大型水槽車Ⅱ型 コールサイン「東海71」
名古屋836は119
KS-FR1EXWG
2025年1月 東海市消防出初式にて

1A7A5903
令和6年度(2024年6月)に導入された小型救助車。東海三県では恵那市に続いて2例目の貸与となるカワサキ・モリタ製の小型オフロード消防車で、足助消防署の救助隊が運用しています。足助には輸送車が無い為、北81か中81(いずれも脱着コンテナ式搬送車)の平ボデーコンテナに積載して輸送します。

写真の北81は2020年3月に導入された多目的資機材搬送車。当初は中署の配備でしたが、2023年9月にAIRCORE輸送用の資機材搬送車が導入されたことから北署へ転配し、北81として活躍しています。この日は緊急消防援助隊中部ブロック合同訓練に初参加し、土砂災害対応訓練に従事しました。

1A7A5892
1A7A4044
1A7A4052
1A7A5781
1A7A5909

豊田市消防本部・足助消防署 小型救助車 コールサイン「足助42」
2024年12月 緊急消防援助隊中部ブロック合同訓練にて

1A7A7526
・新会場の東海市元浜公園は枝の影が入らず引きで撮れる
・入りも出る時も順光
・会場狭い
・分列行進なし
・自衛消防は人員のみの参加(以前は5台)
・常備は3台のみ
・消防団メインに変更された感じでした

1A7A7476
1A7A7468
1A7A7447

2025年1月 令和7年東海市消防出初式にて

↑このページのトップヘ