カテゴリ: 除雪車

1A7A1963
鹿追町が所有するスーパードルフィン除雪車。架装は協和機械製作所。前面にワンウェイプラウ、ホイールベース間にトラックグレーダ、後部にマックレー装置を装備する「10t I.G.M」。マックレーは歩道や路肩に積もった雪を車道側に掻き出す装置(掻き出した雪はロータリー除雪車で排雪)、プラウが内側を向いて格納されています。

2023年5月 鹿追町にて

1A7A1196
平成29年度(2017年9月)に導入された凍結防止剤散布車。架装はNICHIJO(日本除雪機製作所)。大容量ホッパー搭載で長距離散布が可能な「NWS60」で、最大積載量8400kg。融雪剤散布車には大きく分けて乾式と湿式があり、荷台に逆三角形のタンクを積む湿式(散布直前に固形剤と溶剤を混ぜる)が一般的で、本車両も湿式です。

シャシはクオン総輪駆動のCZ。車体中央に粗面形成装置が装備されており、必要に応じて圧雪路面を削ります。

1A7A1211
1A7A1219
1A7A1220

2024年1月 網走市内にて

1A7A1952
平成21年度(2009年11月)に導入された融雪剤散布車。「十勝総合振興局 帯広建設管理部」という十勝管内の道道の維持管理を行う部署に所属しています。架装は極東開発工業、最大積載量5700kg。夏季は散水車、冬季はワンウェイプラウを付けて除雪と融雪剤散布を行います。

シャシは総輪駆動のFZ、水タンク容量は5700L。キャブとタンクの間に放水ポンプ用のサブエンジンを搭載し、エンジン回転数に依存ぜず散布することができます。フロントバンパー下に高圧洗浄ノズル×2、リアに重力放水ノズル×2を装備しており、融雪剤はリアから散布します。

1A7A1948
1A7A1955
1A7A1959

2023年5月 鹿追町にて

1A7A3820
北海道美幌町が所有する2007年度導入のスーパーグレート除雪ダンプ。冬期は除雪車、夏期は除雪装備を取り外してダンプとして活躍します。ダンプの架装は極東開発工業、除雪装備は協和機械製作所。冬期は前面にワンウェイプラウ、ホイールベース間にトラックグレーダーが取り付けられ、町道の除雪を担当します。夏期用のバンパーはバンパーライトタイプが用意されていますが、この頃にふそうは除雪車の生産から撤退したため、この組み合わせはかなり珍しいですね。

1A7A6196
1A7A6210

2020年7月 美幌町にて

1A7A7110
釧路建設管理部厚岸出張所に配備されるビッグサム除雪車。2001年9月に導入されました。架装は協和機械製作所。前面にワンウェイプラウ、ホイールベース間にトラックグレーダ、後部にマックレー装置を装備する「10t I.G.M」。マックレーは歩道や路肩に積もった雪を除雪車側に掻き出す装置で、プラウが内側を向いて格納されるのがサイドウイングとの識別ポイントです。

開発局はサイドウイング装備車が多いですが、北海道はマックレー搭載車が多いですね。この日はワンウェイプラウを外した姿で厚岸町内の整備工場に入場していました。

1A7A7107

2021年8月 厚岸町にて

↑このページのトップヘ