カテゴリ: 陸上自衛隊

1A7A7809
真駒内駐屯地の第11高射特科隊情報小隊に配備される対空レーダ装置 JTPS-P14。71式対空レーダ装置 JTPS-P5の後継装備で、1988年度から配備が始まりました。中空域から侵入する敵を探知するもので、探知距離は約300km。低空域をカバーするJPTS-P9やJPTS-P18と組み合わせて運用します。

製作は三菱電機。一式はコンテナ化されて3t半トラックに搭載されますが、車載状態・地上に下ろした状態のどちらでも使用が可能です。使用しない時はフェイズドアレイアンテナを倒しているので、何の装備か分かりにくいですね。また、レーダ使用時には10kVAの電源車が必要です。本部隊には1993年に配備されました。

1A7A7842

33-3030 第11高射特科隊情報小隊(真駒内)
2023年6月 真駒内駐屯地記念行事にて

1A7A2759
春日井駐屯地の第10後方支援連隊輸送隊に配備される7tトラック。2020年頃から本格配備が始まった陸自用の20ftコンテナを搭載しています。これは陸自車両に積載するため高さを抑えて設計されたコンテナで、ISO CSCを取得しており自動車輸送の他に鉄道輸送と海上輸送が可能です。

妻面のほか側面もフルに開くため、長尺物の出し入れがスムーズにできます。荷役はガントリークレーンやトップリフターに加え、フォークリフト用のフォークポケットも装備されています。7tトラック側にはツイストロックなどはなく、レバーブロックとフックで固定されています。災害派遣を想定した本訓練では、移動可能な物資補給所として住民に物資を配る過程が披露されました。

1A7A2708
1A7A2729
1A7A2753
1A7A2771
1A7A2778
1A7A2823

38-8968 第10後方支援連隊輸送隊(春日井)

2026年3月 春日井駐屯地創立記念行事にて

1A7A7292
富士駐屯地の情報教導隊に配備されるスキャンイーグル2。「UAV(中域用)」の名称で調達される無人偵察機で、2019年3月に配備された第8情報隊を皮切りに各情報隊への配備が進んでいます。スキャンイーグル2は重量20kg強と大人1人で持ち運びが可能。観閲行進では荷台の隊員が手で押さえていますが、本来は主翼を取り外し、専用コンテナに収納して運搬します。

運搬車は1トン半トラック(旧73式中型トラック)で、これとは別にスカイフックと呼ばれるスキャンイーグル2の回収装置を搭載した7tトラックがペアで行動します。

1A7A7193
1A7A7279
1A7A7282

07-0917 情報教導隊(富士)
2025年10月 富士駐屯地創立記念行事にて

1A7A2371
倶知安駐屯地の第13施設群第361施設中隊に配備される大型セミトレーラBタイプ。大型セミトレーラは低床16輪のトレーラーで、最大積載量30100kg以上で全幅3.17~3.20mと幅広のAタイプ、最大積載量30100kg以上で全幅2.97~3.00mのBタイプ、最大積載量30000kg以下で全幅2.99mのCタイプに分かれます。大型セミトレーラは大半がAタイプで調達されており、性能面で中型セミトレーラ2型Bタイプとさほど変わらないBタイプは少数派です。

本車両は東邦車両のTD型中低床式セミトレーラ。全幅2990mm、最大積載量30500kg。荷台後部に手動開閉式のローディングランプを装備します。牽引車は7tトラックベースの2デフヘッドで「大型セミトレーラー用けん引車」の名称で調達されています。この日は油圧ショベルを積載して観閲行進に参加しました。

1A7A2372
1A7A2385
1A7A2389

76-3645+73-2681 第13施設群第361施設中隊(倶知安)
2024年9月 南恵庭駐屯地記念行事にて

1A7A5637
島松駐屯地の北部方面後方支援隊第104補給大隊第2補給中隊に配備されるトラッククレーン。陸自では各師団に配備される25t吊りクレーンと施設団に配備される50t吊りクレーンの2種類のラフタークレーンを調達しており、タダノ・加藤製作所・コベルコ建機の民生品をベースとしています。

本装備はコベルコRK250。25t吊りで、ブームに加えてシブを使うことで最大地上揚程44.2mが可能です。陸自の仕様として、2名乗車用の座席と小銃保持具が追加されています。補給中隊にはごく少数が配備され、重量物の積み降ろし作業に使われます。

1A7A5657

71-3810 第104補給大隊第2補給中隊(島松)
2025年7月 島松駐屯地創立記念行事にて 

↑このページのトップヘ