カテゴリ: 陸上自衛隊

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富士駐屯地の特科教導隊第2射撃中隊に配備される中砲けん引車。155mm榴弾砲FH70の牽引車として配備される車両で、21名の人員または弾薬・射撃器材8tを搭載可能です。キャブバックにクレーン、車体前後に牽引フック、リアバンパーにはウインチを装備します。

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38-9416 特科教導隊第2射撃中隊(富士)

2025年10月 富士駐屯地創立記念行事にて

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北千歳駐屯地の第129特科大隊第3射撃中隊に配備される多連装ロケットシステム自走発射機M270。敵上陸部隊に対する阻止射撃用として1992年から調達が始まり、2004年までに5個大隊(上富良野・北千歳・真駒内・仙台・湯布院)+1個中隊(特科教導隊)の99両が配備されました。MLRS部隊は1個中隊6両、1個大隊18両で構成されています。本装備は2002年度予算で調達、2004年2月に配備されています。

乗員3名で前方に操縦席、中央部に機関室、後部がランチャー。射角など諸元はタッチパネルで操作。射撃計画を入力すると射撃地点までのルートナビとカウントダウン機能が付いています。また、2005年度よりIHIエアロスペース社において自走発射機のオーバーホールと射撃統制装置の改造が行われています。

オスロ条約締結で必要性が低下したとされ、真駒内と仙台の部隊は2019年3月に廃止。湯布院の132特科大隊は2023年3月に301多連装ロケット中隊に縮小されました。残る上富良野と北千歳の部隊も2029年度末までに廃止が予定されており、長射程新型地対艦誘導弾や島嶼防衛用高速滑空弾を装備する部隊へ改編されるものと予想されます。

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96-6260 第129特科大隊第3射撃中隊(北千歳)
2025年7月 北千歳駐屯地記念行事にて

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春日井駐屯地の第10施設大隊本部管理中隊に配備される特大型ダンプ。7トントラックベースのダンプで、最大積載量9000kg。3トン半ダンプと違って人員を輸送することは無い為、荷台に人員輸送用のベンチシートを置くこともありません。施設団直轄のダンプ車両中隊で運用される他、施設群や師団施設大隊にも配備されています。

Fシリーズやザ・グレート時代の特大型ダンプは全長8135mm、最大積載量8250kgでしたが、スーパーグレートがベースになってからはホイールベースが500mmほど延長されて積載量も750kg増え、GVW22t級ダンプとほぼ同等の長さになりました。この日は災害派遣を想定した訓練が展示され、道を塞ぐ障害物を掩体掘削機で除去しダンプで搬送する様子が披露されました。

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38-6077 第10施設大隊本部管理中隊(春日井)

2024年7月 春日井駐屯地創立記念行事にて

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北千歳駐屯地の第71戦車連隊本部管理中隊衛生小隊に配備される1トン半救急車。野戦部隊に配備される1トン半トラック(旧73式中型トラック)の派生型で、運転席から患者室へのドアが設けられ、行き来が可能です。患者室には折り畳み式の2段ベットが左右に設けられ、中央通路部分と合わせて5名分の担架を収納可能。ベッドを折りたたみ座席にすると左右4名ずつ8名の搬送も可能です。患者モニターなど医療機器は必要に応じて可搬式のものを搭載して治療します。

車体前面・側面・後面・屋根にはジュネーブ条約に基づき、赤十字マークが入ります。前面のみ2つなのは、視野の狭い狙撃銃で狙われた場合でも赤十字マークが視認できるようにするためです。

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08-1002 第71戦車連隊本部管理中隊衛生小隊(北千歳)
2025年7月 北千歳駐屯地記念行事にて

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春日井駐屯地の第10施設大隊第2施設中隊に配備される資材運搬車。不整地や狭い山間部での資材運搬に使われる軽運搬車両で、1990年に調達が始まりました。株式会社諸岡のキャリアダンプを陸自仕様にしたもので、操縦装置のない乗員席が右側にも追加され定員2名となっています。

最大積載量3t、荷台はダンプアップするため土砂の運搬が可能。車体中央には吊り上げ能力2tのクレーンを装備しており、本装備のみで弾薬や資材の積み込みと運搬が可能です。3 1/2tトラックに載せられる小型な車体、ゴム製クローラによる高い不整地踏破能力とアルファルト路面でも走行可能という高い汎用性を持つ為、東日本大震災では行方不明者の捜索やガレキの輸送で保有する能力を遺憾無く発揮しました。

使い勝手の良さが重宝されたため陸自では全国の部隊から本装備をかき集め、現場の1個中隊に1両の割合で配備をしました。「小回りが利き、何でも運べるし、とにかく役に立った」という現場指揮官の声が残されています。

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71-9637 第10施設大隊第2施設中隊(春日井)
2024年7月 春日井駐屯地創立記念行事にて

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