カテゴリ: 九州地方の消防
新上五島町消防本部 ポンプ車
鹿児島市消防局 救助工作車(中央本署救助工作車)
宮崎市消防局 救助工作車(東救助)

令和5年度(2023年6月)に導入された救助工作車Ⅲ型。東分署に配備されています。架装はモリタ、宮崎県内初のインテリジェントアタッカーが採用されました。積載庫は2枚タイプの手動アルミシャッター式。前バンパーに引張力5tの大橋機産製油圧ウインチ、リアには電動ウインチを装備。視認性の高いレモン色に塗られたクレーンは古河ユニック製2.93t吊り。
屋根左側に昇降装置を介して三連梯子、右側に大型道具箱を搭載。クレーン先端部分に伸縮式照明装置を装備します。資機材庫は展開式となっており、油圧救助器具や地震警報器など130種類にも及ぶ資機材を搭載します。また、車内には積載庫の開閉状態やクレーンの格納状態を常に確認できるアドバンスモニターも装備されており、安全性も向上しています。シャシはレンジャー低床4WDで積載6tクラスのGX。価格は1憶8000万円ほど。緊急消防援助隊に登録されており、この日は九州ブロック合同訓練に参加しました。





宮崎市消防局・東分署 救助工作車Ⅲ型 コールサイン「東救助」
2023年11月 令和5年度緊急消防援助隊九州ブロック合同訓練にて
粕屋南部消防組合 支援車Ⅲ型(支援1)

令和3年度(2021年11月)に導入された支援車Ⅲ型。南部消防署に配備されています。架装は坪井特殊車体。運転席後ろの隊員室には6名分(2人掛けシート3つ)の回転式リクライニングシートが用意され、シートを倒してベッドにすることや、向かい合わせにしてテーブルを付けて作戦室として使うことも可能。また隊員室にはエアコン・TVモニター・可搬タイプの冷蔵庫も装備されています。出入口の後ろには2人掛けジャンプシートとIHコンロ・電子レンジ・清水タンク・汚水タンクで構成される簡易キッチンを備えています。
後部積載庫には5名用跳ね上げ式座席が2つ用意され、10名(車両全体では20名)の輸送が可能。資機材を積んだカゴ台車は4台搭載可能。荷室には換気扇の付いた小区画が設けられ、簡易トイレを設置することが可能となっています。また、リアには資機材用のパワーゲート、左側にはサイドオーニングが装備され、指揮・活動拠点・人員輸送・資機材搬送など使い勝手の良い車両に仕上がっています。




粕屋南部消防組合・南部消防署 支援車Ⅲ型 コールサイン「支援1」
日野2KG-GX2ABA
日野2KG-GX2ABA
2023年11月 令和5年度緊急消防援助隊九州ブロック合同訓練にて