カテゴリ: 石川県のバス

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中央営業所に所属する令和顔のエアロエースです。2020年7月に導入されました。今回の特急車は全車エアロエースで、461と462が北鉄奥能登バス、463が北鉄金沢バス、464~466が北陸鉄道に配置されました。

車内は補助席付き12列シート、定員60名仕様。Wi-Fiと各席にコンセントが装備されています。同社初のフルカラーLED方向幕が採用されており、外見上の特徴となっています。金沢~富山線で運用されており、この日も朝一の便で富山駅へとやってきました。

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金沢200か790 30-463 2TG-MS06GP(2020年式)
2020年9月 富山駅前にて

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野々市営業所に所属するエアロスター・ノンステです。2017年11月に導入されました。2017年は日野とふそうが11台ずつ導入され、ふそうは北鉄本体に5台、北鉄金沢に6台(中央・北部・野々市に各2台)が配置されています。

デザイン面では「ノンステップバス」の文字が小型化され、側面も日本語となり、後面からは文字が無くなっています。車内優先席は1人掛け、非公式側は2人掛けシートとなっています。

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石川200か1003 37-375 2KG-MP38FM(2017年式)
2019年2月 金沢駅にて

今から20数年前、バブル期のバス業界では観光バスのハイグレード化と高速バスブームが巻き起こり、今では考えられない豪華絢爛な仕様のバスが続々と登場していました。
 
石川県金沢市の北陸鉄道の一般路線車は、名鉄グループということもあり中間尺に中四枚折戸、黒サッシのメトロ窓というように比較的グレードの高い車両を投入していましたが、1991年からはさらにレベルを上げた「ハイグレード車」を大量に投入しました。
これらは長尺車が選ばれ、ハイバックシートや横引きカーテン、着色ガラスを装備するなど随所に豪華な仕様が見られました。かつては市内線の雄として活躍していましたが、現在では廃車が進み風前の灯にあるので、そんな彼らの現役時代をいくつか紹介したいと思います。
 
①長尺のブルーリボン。全国的に採用例の少なかった安全窓を採用しており、ライト間には黒いガーニッシュが付けられていました。
21-233 U-HT2MPAA(1991年式) 北鉄金沢中央バス
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②初期のエアロスターでは5.8mのN尺を採用。ライトは採用例の少なかったオプションの角目4灯、こちらもライト間には黒いガーニッシュが付けられていました。側面方向幕が非常に丁寧な案内です。
31-251 U-MP218N(1991年式) ほくてつバス
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③ブルーリボンでは自家用系に見られた田の字テールを採用。近年では方向幕のLED化が進み、このように分離子会社へと移籍する例も増えました。
22-312 U-HT2MPAA(1992年式) ほくてつバス
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④ハイグレード車導入前夜の車両。ホイールベースは5.3mのM尺、ライトや前面は通常のものでした。
30-193 U-MP218M(1990年式) 北陸鉄道
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⑤こちらもハイグレード車導入前夜の車両。後ろのハイグレード車との違いがよく分かります。
29-141 P-HT235BA(1989年式) 北鉄金沢中央バス
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2006年8月 金沢市内にて

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