カテゴリ: 立山黒部貫光

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2017年4月に導入されたセレガ
ハイデッカー。従来のハイブリッドに代わり、2015年以降毎年3台ずつ導入されているディーゼル車で、立山31(富山230あ1740)・立山32(富山230あ1741)・立山33(富山230あ1742)の3台が導入されました。車内は補助席なしの12列シート、定員49名。この年からUSBポート付き合成皮革シートになりました。また、車内前方と中央部にモニターを装備しています。

富山230あ1742 立山33 QRG-RU1ESBA(2017年式)
2020年9月 美女平駅にて

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関電トンネルトロリーバスの後継として、2018年秋(運行開始は19年4月)に導入された電気バス。本車両は一度ディーゼル車として出荷され、
フラットフィールドにてエンジンを降ろしてモータや電池などを搭載する電気バス化改造が行われました。

エンジンルームに搭載された電池は東芝製リチウムイオン(52.8kWh)で、満充電1回あたり約30kmの走行が可能。屋根に搭載されたドイツ・シュンク社製のパンタグラフから超急速充電する「車載パンタグラフ方式」を導入。扇沢駅にて約10分で充電が完了します。チャデモ方式による車庫などでの充電にも対応しています。また、車体随所に改造が見られ、ミラーにはエアロエース用のものが取り付けられています。

車内はノンステップ(中扉から後ろは2ステップ)構造を踏襲。車内前方は1+2の座席配置となっており、混雑時や大きな荷物を持った登山客にも対応しています。


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夕方からの運用に向けて、出庫してきた1005号車

2020年9月 扇沢駅にて

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2002年4月に導入されたセレガHIMR。同社では1998年から導入が始まった低公害車で、この年は立山10(富山230あ210)・
立山11(富山230あ211)・立山12(富山230あ212)の3台が導入されました。車内は補助席付き11列シートで、最前列左側の座席が1人掛けの定員54名仕様。

ディーゼル車のKL-に相当するHM-代前期型は、セレガマスクが継続されています。床下にはインバータや駆動用電池が搭載されており、その後ろが燃料タンク、後ろ2スパンが貫通式の床下トランクとなっています。エアコンは冷房ユニットが室内の頭上に収められた直結式インテグレーテッドゾーンエアコンです。同社の最古参となっているようで、この日は富山から立山への通勤バスとして運用されていました。

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富山230あ210 立山10 HM-RU2PPER改(2003年式)
2020年9月 立山駅にて

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