カテゴリ: 立山黒部貫光
関西電力 1005

関電トンネルトロリーバスの後継として、2018年秋(運行開始は19年4月)に導入された電気バス。本車両は一度ディーゼル車として出荷され、フラットフィールドにてエンジンを降ろしてモータや電池などを搭載する電気バス化改造が行われました。
エンジンルームに搭載された電池は東芝製リチウムイオン(52.8kWh)で、満充電1回あたり約30kmの走行が可能。屋根に搭載されたドイツ・シュンク社製のパンタグラフから超急速充電する「車載パンタグラフ方式」を導入。扇沢駅にて約10分で充電が完了します。チャデモ方式による車庫などでの充電にも対応しています。また、車体随所に改造が見られ、ミラーにはエアロエース用のものが取り付けられています。
車内はノンステップ(中扉から後ろは2ステップ)構造を踏襲。車内前方は1+2の座席配置となっており、混雑時や大きな荷物を持った登山客にも対応しています。


夕方からの運用に向けて、出庫してきた1005号車
2020年9月 扇沢駅にて
車内はノンステップ(中扉から後ろは2ステップ)構造を踏襲。車内前方は1+2の座席配置となっており、混雑時や大きな荷物を持った登山客にも対応しています。


夕方からの運用に向けて、出庫してきた1005号車
2020年9月 扇沢駅にて