カテゴリ: 町営バス

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2021年3月に導入されたエアロスター・ワンステ。網走営業所に所属しています。網走市社会福祉協議会から運行を受託する福祉バス(しあわせ号)で、有償輸送のため貸切車として登録されています。

車内前方は公式側1人掛け、非公式側2人掛け。先代のエアロスターKは前扉にステップ、中扉にはリフトを装備していましたが、本車両では低床化に伴い省略。座席はリクライニングシートでしたが、ハイバックシートとなりました。また、エアロスターKの連番となる210を取得しています。

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北見230あ210 2PG-MP35FP(2021年式)
2021年6月 網走バス撮影会にて

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白糠町営バスで使われるハイエース。それまで町営バスは
エアロミディ・トップドア(14号車)などで運行されてきましたが、末端部分が予約制に変更された2018年4月にハイエースに入れ替えられました。西庶路系統に入る緑デザインの560、白糠系統で紫の7356、青色の3台のハイエースで運行されています。運行は引き続きくしろバスが受託しています。

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2021年11月 白糠バスターミナルにて

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1989年2月に導入されたエアロスターK。網走市社会福祉協議会から運行を受託する福祉バス(しあわせ号)で、以前は自家用登録でしたが、輸送の有償化に伴い2005年4月に営業登録となりました。

網走バスには存在しなかった新呉羽製の車体で、前面方向幕は固定式。前扉にステップ、中扉にはリフトを装備。車内には横引きカーテンと補助席付きリクライニングシートが装備されるなど豪華な内装。ターボエンジンを搭載する為、エンジンリッドが膨らんでいます。以前は白ベースのデザインでしたが、2012年に現在のものに変わりました。※2021年4月に引退しました。

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運用を終え、網走営業所へ帰庫した様子(2018.7.1)

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こちらは以前のデザイン(2010.12.31)

北見200か209 U-MP618PT改(1989年式)
2010年12月~2018年7月 網走市内にて

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湧別町が所有するジャーニーKです。90年代前半に導入されたU-代で、ホイールベース4.3m・エアサスのターボ車となります。観光マスクでは少数派の前面方向幕付きで、ライト周りと合わせてブラックアウト化された力強い姿が特徴。車内は補助席付き9列シート、45名仕様。自家用車による有償運送、いわゆる80条バスとして湧別町により運行されています。


湧別町のバス車庫にて。マイクロバスからセレガまで多種多様な車両が在籍しています。
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北見22は183 U-LR212(年式不明)
2018年7月 湧別町にて

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北見市営バスと聞いてピンと来る方は少ないのではないでしょうか。前身は北海道北見市の東に位置する旧常呂町が運営していた町営バスで、2006年3月の北見市への合併に伴い改称、北見市営バスとして新たに出発しました。

元々この地域には旧北見バスによる常呂-佐呂間間の佐常線が開設されていましたが、1971年9月の路線廃止後に代替路線として旧常呂町が常呂-浜佐呂間間に1日2便で開設したのが旧常呂町営バスの始まりです。3年後の1974年4月には旧北見バスが栄浦線(常呂-栄浦)を廃止した為、旧常呂町営バスも常呂-浜佐呂間線を一旦廃止、岐阜・栄浦地区の運行経路を見直した上で、常呂-栄浦-常呂間の環状線「栄浦線・鐺沸線」として再出発しました。
栄浦線は「サロマ湖入口」バス停を経由する経路、鐺沸線はサロマ湖入口を通らずにショートカットする経路となっており、所要時間も栄浦線より5分程度短くなっています。両路線ともに外回り・内回りがあり、栄浦線は各2便の計4便、鐺沸は各1便と2012年現在では合計6便が運行されています。

1993年からは高齢者の運賃無料化、2003年からは大人100円の全区間均一運賃化を実施。翌年からはフリー乗降制の導入、近年では常呂厚生病院開業に伴い始発地と町内の経路を変更するなど利便性の向上に努めているのが印象的です。2010年の年間利用実績は7862人で、栄浦線1便当たりの平均輸送人数は4.7人、
鐺沸線は同1.5人、年間748万円の赤字、営業係数は882と大変厳しい数字ですが、小中高校生の利用が81%を占めることからスクールバスとしての性格が強いようです。

現在の車両は2004年1月に導入されたKL-モデルのエアロスターワンステップ車。メーカーの標準仕様を取り入れたシンプルな車両であり、側面方向幕を装備しない代わりに入口ドア付近にはサボを用意しています。北見市営バスは道路運送法78条2号に定める自家用有償旅客運送並びに道路運送法施行規則49条1号に定める市町村運営有償運送に該当する為、車両は自家用の白ナンバーを付けており、運行業務については
地元の業者に委託しているようです。

北見200は66 KL-MP35JM(2004年式)
写真:ウィキメディアコモンズより転載

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