カテゴリ: 町営バス
白糠町営バス 560号車
網走バス 209号車(しあわせ号)

網走バスには存在しなかった新呉羽製の車体で、前面方向幕は固定式。前扉にステップ、中扉にはリフトを装備。車内には横引きカーテンと補助席付きリクライニングシートが装備されるなど豪華な内装。ターボエンジンを搭載する為、エンジンリッドが膨らんでいます。以前は白ベースのデザインでしたが、2012年に現在のものに変わりました。※2021年4月に引退しました。




運用を終え、網走営業所へ帰庫した様子(2018.7.1)

北見200か209 U-MP618PT改(1989年式)
2010年12月~2018年7月 網走市内にて
湧別町(自家用車) 183号車

湧別町のバス車庫にて。マイクロバスからセレガまで多種多様な車両が在籍しています。


北見22は183 U-LR212(年式不明)
2018年7月 湧別町にて
北見市営バス(旧常呂町営バス)
元々この地域には旧北見バスによる常呂-佐呂間間の佐常線が開設されていましたが、1971年9月の路線廃止後に代替路線として旧常呂町が常呂-浜佐呂間間に1日2便で開設したのが旧常呂町営バスの始まりです。3年後の1974年4月には旧北見バスが栄浦線(常呂-栄浦)を廃止した為、旧常呂町営バスも常呂-浜佐呂間線を一旦廃止、岐阜・栄浦地区の運行経路を見直した上で、常呂-栄浦-常呂間の環状線「栄浦線・鐺沸線」として再出発しました。
栄浦線は「サロマ湖入口」バス停を経由する経路、鐺沸線はサロマ湖入口を通らずにショートカットする経路となっており、所要時間も栄浦線より5分程度短くなっています。両路線ともに外回り・内回りがあり、栄浦線は各2便の計4便、鐺沸は各1便と2012年現在では合計6便が運行されています。
1993年からは高齢者の運賃無料化、2003年からは大人100円の全区間均一運賃化を実施。翌年からはフリー乗降制の導入、近年では常呂厚生病院開業に伴い始発地と町内の経路を変更するなど利便性の向上に努めているのが印象的です。2010年の年間利用実績は7862人で、栄浦線1便当たりの平均輸送人数は4.7人、
鐺沸線は同1.5人、年間748万円の赤字、営業係数は882と大変厳しい数字ですが、小中高校生の利用が81%を占めることからスクールバスとしての性格が強いようです。
現在の車両は2004年1月に導入されたKL-モデルのエアロスターワンステップ車。メーカーの標準仕様を取り入れたシンプルな車両であり、側面方向幕を装備しない代わりに入口ドア付近にはサボを用意しています。北見市営バスは道路運送法78条2号に定める自家用有償旅客運送並びに道路運送法施行規則49条1号に定める市町村運営有償運送に該当する為、車両は自家用の白ナンバーを付けており、運行業務については
地元の業者に委託しているようです。
北見200は66 KL-MP35JM(2004年式)
写真:ウィキメディアコモンズより転載