カテゴリ: 網走観光交通

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東藻琴営業所に所属する2006年式のブルーリボンⅡ。元名鉄バスの「6609」で、2022年1月に運用を開始しました。近年は経年の貸切車を路線に転用していましたが、今回は移籍車が採用されました。車内補助席(10席)付き11列シート、定員55名仕様。ヘッドレストに感染防止用のアクリル板が装備された以外は名鉄時代のままです。

約70年前に登場した日野ブルーリボンのカタログカラーであり、オホーツク地方の複数の事業者が採用していたブルーリボンカラーが復刻されました。日野ウイングマークにブルーリボンエンブレム、側面にはリボンをモチーフとしたロゴが入るなど往年のデザインを徹底的に再現しています。側面と後面の方向幕は固定式、前面は後面用の小型のものを使用しています。また、8月頃から前輪に日野純正のホイールキャップを履くようになりました。

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名鉄バスセンターを出発する名鉄時代の6609(2019.6.14) 

北見200か490 PJ-KV234Q1(2006年式)
2022年8月 網走市内にて

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1997年4月に導入されたセレガGD。東藻琴営業所に所属しています。エアロクイーン(北見22う323)と1台ずつが採用された自社発注車で、この年のみ濃色グリーンガラスの側窓が採用されました。車内補助席(10席)付き11列シート、定員55名仕様。

一度札幌へ転属(札幌230あ324)しましたが、2018年秋に本社へ戻り(北見200か450)、路線車へ転用されました。当初は前面方向幕の上にサボを取り付けていましたが、後に方向幕が復活し、側面には路線車恒例の芝桜公園のラッピングが貼り付けられています。元名鉄のブルーリボンⅡに置き換えられ、2022年2月頃に引退しています。

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網走市内にて(2020.7.3)

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サボで対応し、ラッピングも無い当時の様子(2019.1.4)

北見200か450 KC-RU4FSCB(1997年式)
2019年1月、2020年7月 網走市内にて

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阿寒営業所に所属する
2000年式のガーラⅢ。元はとバスで、2015年3月に運用を開始しました。新製時は後部2列が回転シートのサロン仕様でしたが、はとバス時代の2005年に補助席(5席)付き11列シート、定員50名仕様へ改修され、さらにその後に車内装備やシートモケットがリニューアルされています。2000年式のガーラⅢは少なくとも3台(434・460・北見200か379)が移籍しており、その内434と460は鶴雅グループの送迎に使われています。

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釧路200か460 KL-LV774R2(2000年式)
2021年11月 釧路駅前にて

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2004年5月に導入された自社発注のセレガR。東藻琴営業所に所属しています。7年振りに採用された新車で、同社唯一のセレガRとなります。車内補助席(10席)付き11列シート、定員55名仕様。
2005年春にJAL契約車となり、真っ赤なJALツアー色へ変更されましたが、後に復帰。2019年1月に札幌へ転属(札幌200か5132)、2021年春に本社へ戻り(北見230あ5167)、路線へ転用されました。以前は転用時にラッピングの貼り付けやサボの取り付けが行われましたが、近年はすっかり簡素化されてしまいました。

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網走駅にて(2021.8.29)

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網走市内にて(2022.1.2)

北見230あ5167 KL-RU1FSEA(2004年式)
2021年8月 網走駅前にて

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本社営業所は東藻琴村(現大空町)に置かれる同社の主力営業所。元親会社の網走交通東藻琴事業所と同居しており、車両整備は委託されています。網走線用の路線車、網走市委託のスクール車、貸切車が配置されており、それらは車庫の中に大切に格納されています。敷地内には引退して部品取りとなった廃車体が常時10台以上置かれており、往年の姿をいつでも目にすることができるのも特徴です。

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主に路線車が格納される車庫

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部品取りとなった廃車体

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廃車体を後ろから

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敷地奥に置かれる貸切車用の車庫

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網走交通所有の整備工場、すぐ横に第二工場も存在し、
バス・トラックの整備を担当する。(2016.6.19)

2020年7月 網走観光交通本社営業所にて

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