カテゴリ: 中部地方の消防

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鈴鹿サーキットが所有する救急車。鈴鹿の4輪フルコースを使ったレースではコントロールタワー下・ピット出口・東カット・ヘアピン立ち上がり・バックストレートの5か所に救急車を配置。ドライバーとレスキューナビゲータの2名が乗車しますが、スーパーGTなど大きなレースでは救急救命士も同乗します。

全部で7台の救急車を保有しており、キャラバンは2908・2909・白バンパーの668・669の4台が在籍。車内にはストレッチャー・酸素ボンベ一式・点滴フック・消毒液一式・AEDなどの各種医療機器を積んでいます。

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鈴鹿サーキット 救急車 コールサイン「1号車」
2024年12月 鈴鹿サーキットにて

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平成28年度(2017年3月)に導入された救助工作車Ⅲ型。中
消防署に配備されています。架装はモリタ・坪井特殊車体の共同製作で、バス型車体ではありますがやや短めに設計されています。キャブ正面の赤色灯をV字型に配置することで、他本部車両との判別を容易にしています。また、走行状況で点灯パターンを変化させるパトライト社のパトリンクビークルを搭載しています。

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津市消防本部・中消防署 救助工作車Ⅲ型 コールサイン「津中41」
2023年11月 緊急消防援助隊近畿ブロック合同訓練にて

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令和6年度(2024年11月)に導入された支援車Ⅲ型
。中央消防署に配備されています。架装は坪井特殊車体。支援車Ⅲ型は20名以上の人員と資機材を搬送する車両で、トラックベースとバスベースの2種類が存在します。

運転席の後ろは12名分(2人掛けシート×5、補助席×2)の乗車スペースで、シートを倒してベッドにすることやテーブルを設置して作戦室として使うことが可能。運転席とはウォークスルー構造で、乗車スペースとの間にエアコン・TVモニター・冷蔵庫が装備されます。壁で仕切られた後部資機材庫には3名用跳ね上げ式ベンチシートが2つ用意されており、全部合わせると20名の輸送が可能です。

後部には荷卸し用のパワーゲート、屋根にはルーフステージ、左側にはサイドオーニングが装備され、指揮・活動拠点・人員輸送・資機材搬送など使い勝手の良い車両に仕上がっています。

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富士宮市消防本部・中央消防署 支援車Ⅲ型 コールサイン「支援1」
2024年11月 緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練にて

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平成25年度(2014年3月)に導入された
救助工作車Ⅱ型。中消防署に配備されています。架装はモリタ。日本で初めて両側に扉が付いたバス型救工です。積載庫は2枚タイプの手動アルミシャッター式。ウインチは大橋機産製(5t引き)。クレーンはタダノ製2.93t吊り。屋根左側に昇降装置を介して三連梯子右側に大型道具箱を搭載。クレーン先端に伸縮式照明装置、ルーフ上には情報収集用の高性能ビデオカメラを装備しています。

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福井市消防局・中消防署 救助工作車Ⅱ型 コールサイン「中救助」
2022年10月 令和4年度緊急消防援助隊近畿ブロック合同訓練にて

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令和元年度(2020年2月)に導入された支援車Ⅲ型
。富山消防署に配備されています。架装は坪井特殊車体。支援車Ⅲ型は被災地へ人員と資機材を送り込む車両で、現地では野営拠点として機能しますが、Ⅰ型のようにシャワーや厨房設備はありません。

運転席の後ろは10名分(2人掛けシートが5つ)の乗車スペースで、シートを倒してベッドにすることやテーブルを設置して作戦室として使うことが可能。エアコン・TVモニター・冷蔵庫も装備されています。後部資機材庫には8名分の跳ね上げ式ベンチシートが用意されており、最大で20名を輸送することが可能です。リアにはパワーゲート、屋根後方はルーフステージ、左側面にはサイドオーニングが装備され、指揮・活動拠点・人員輸送・資機材搬送など使い勝手の良い車両に仕上がっています。

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富山市消防局・富山消防署 支援車Ⅲ型 コールサイン「富山支援車」
2022年11月 第6回緊急消防援助隊全国合同訓練にて

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