カテゴリ: 関東地方の消防

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令和5年度(2024年3月)に導入された支援車Ⅲ型
小山市消防署(本署)に配備されています。架装は平和機械。支援車Ⅲ型は20名以上の人員と資機材を搬送する車両で、トラックベースとバスベースが存在します。

本車両はマイクロバスベースの支援車で、車体中央までは通常の座席が並び21名の人員輸送が可能。車体後部の窓が埋められた部分は資機材収納スペースとなっており、カゴ台車3台または跳ね上げ式座席により3名の乗車が可能。車内には能力300kgの電動油圧式リフターを備えています。ルーフステージへ上がる梯子は脱着式で、普段は出入口横へ収納しています。

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小山市消防本部・小山市消防署 支援車Ⅲ型 コールサイン「小山支援1」
2024年11月 緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練にて

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令和6年度(2024年10月)に導入された支援車Ⅲ型
。北消防署に配備されています。架装は坪井特殊車体。支援車Ⅲ型は20名以上の人員と資機材を搬送する車両で、トラックベースとバスベースの2種類が存在します。

運転席とはウォークスルー構造で、背後に冷蔵庫・プリンター・TVモニターを装備。その後ろは6名分(2人掛けシート×3)の乗車スペースで、シートを倒してベッドにすることやテーブルを設置して作戦室として使うことが可能。壁で仕切られた後部積載庫には3名用跳ね上げ式ベンチシートが4つ用意されており、全部合わせると20名の輸送が可能です。後部には荷卸し用のパワーゲート、屋根にはルーフステージが設置され、指揮・活動拠点・人員輸送・資機材搬送など使い勝手の良い車両に仕上がっています。

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市川市消防局・北消防署 支援車Ⅲ型 コールサイン「本部支援1」
2024年11月 緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練にて

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平成21年度(2010年1月)に導入された救助工作車Ⅲ型。印西消防唯一の救工で、白井消防署に配備されています。架装は帝国繊維。主警光灯とルーフステージを一体化したメガサターンルーフを採用。メガサターンルーフは通常のキャブに被せられており、ハイルーフではありません。

積載庫は2枚タイプの手動アルミシャッター式。ウインチは引張力5tのロッツラーウインチ。クレーンは古河ユニック製2.93t吊り。屋根左側に昇降装置を介して三連梯子右側に大型道具箱を搭載。クレーン先端に伸縮式照明装置を装備します。シャシーはレンジャー低床4WDで積載6tクラスのGX。この日は緊急消防援助隊の訓練に参加しました。

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印西地区消防組合・白井消防署 救助工作車Ⅲ型 コールサイン「白井救助1」
2024年11月 緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練にて

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平成28年度(2017年3月)に導入された支援車Ⅰ型
久里浜出張所に配備されています。架装は坪井特殊車体。特殊災害(想定は原子力空母による原子力災害)が発生した場合、情報収集や各部隊への命令を下す指揮拠点、災害対策車として使うことを想定しています。

運転席の後ろに2人掛けシートを車体中央方向に向かい合わせに設置。シートクッションを引き出してベッドにすることが可能。出入口左側にも2人掛けシートを前向きに設置しています。出入口右側にはシンク、コンロ、電子レンジなど厨房設備と冷蔵庫を設置。その向かい側にはシャワールームを装備。後部積載庫左側には跳ね上げ式のベットが2つ用意され、リアには荷卸し用のパワーゲートを装備します。

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横須賀市消防局・久里浜出張所 支援車Ⅰ型 コールサイン「H498」
2024年11月 緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練にて

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令和元年度(2019年2月)に導入された支援車Ⅰ型
。見沼消防署に配備されています。高床4WDが特徴だった先代の後継車で、シャシはレンジャー2軸のGKになりました。右側面を拡幅することで車内空間を約2倍にすることが可能。出入口の右側に湯沸かし器やシンクなど厨房設備、シャワー、トイレを装備。後部は積載庫となっており、テントや寝袋などの資機材を搭載。リアには荷卸し用のパワーゲートを装備しています。

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さいたま市消防局・見沼消防署 支援車Ⅰ型 コールサイン「さいたま後方支援1」
2024年11月 緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練にて

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