
平成22年度(2010年11月)に導入されたホース延長車。総務省消防庁からの貸与車両で、大型動力ポンプ車(秋葉HS1)と2台1組で「海水利用型消防水利システム」を構成します。これは海や河川に大容量ポンプをセットし、150mmの大口径ホースで毎分4000Lの水を2km先へ送水するシステムです。秋葉消防署に配備されており、救助隊が運用しています。
ホース延長車はコンテナ式となっており、約2km分の150mm大口径ホースを2分割して収納しており、収納時に使う回収装置(HRU200)を搭載します。またキャブバックの収納庫にはホースブリッジや分岐金具を搭載します。ホースの延長、回収共に走行しながらの作業となることから変速機はATを採用しています。本システムは新潟県内外に出動しており、過去に東日本大震災や西蒲区浜茶屋火災に出動しました。今回は2016年12月22日の糸魚川市大火に出動した際の活動内容を紹介します。
糸魚川での出火から3時間後の13:30、新潟市消防局内に設置された応援隊調整本部は糸魚川市消防本部から消火隊10隊の応援要請を受け、本部の判断により10隊とは別に特殊装備隊(本システム)の派遣を決定、14:28に出動しました。
糸魚川市の吸水地点となった姫川港到着は16:55、その後30分かけてポンプを設定。90分かけて国道上を東に1.7kmホースを展開し、19:08に送水を開始。送水開始までに2時間を要していますがこれは送水先の確認、姫川港でのポンプの設定、ホース延長経路の確保、ホース延長後のホース整理等に時間を要したようで、訓練時の想定の範囲内だったそうです。





新潟市消防局・秋葉消防署 ホース延長車 コールサイン「秋葉HS2」
2022年10月 令和4年度緊急消防援助隊北海道東北ブロック合同訓練にて
















