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本日はトヨタ輸送の21mキャリアカーをご紹介します。

堤営業所に所属する21m級フルトレーラー型キャリアカーです。21m級の第1号車として、2010年8月に導入されました。21mタイプは構造改革特区の一環として、2010年11月30日から地域限定運行が可能となり、2013年11月5日から全国での運用が可能となりました。

架装は浜名ワークス。トラクタはFH(4×2)のシャーシを2m延長しており、4台の積載が可能。エンジンは9L(350PS)、9速マニュアル、積載量6200kg。トレーラーの積載量は9700kgで、台当たり2400kg程度までの大型車の積載も可能です。

このように本タイプは積載量が大きく、SUVなども多数積載することが可能で、トレーラーの車軸による全幅の制限も無く、各フロアの高さも平均化されており、従来のセミトレ式キャリアカーとは比較にならないくらいに高い積載能力を実現しました。現在の所は多数の生産が予想される新型プリウスの輸送(堤工場⇔名古屋港)に専念しています。この日は上郷SAにて新型プリウスを積載した本車両を目にしたので、簡単にですがご紹介します。


キャリアカーのフロア(荷台)には上段前側から1番→2番→3番→4番、下段も前側から5番→6番→7番→8番と番号が割り振られています。このようにプリウス一車種だとしても、乗務員は様々な制約を考えながら、頭から積むかバックで積むかを決定します。
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トラクタ・・・
トラクタはプロフィアFH(4×2)のホイールベースを6.3mまで延長することで、下段の積載台数を1台→2台に増やしています。総重量に比べるとエンジンは出力は350PSと、ややアンダーパワー気味の様子。イメージ 4

1番と2番は全高を抑える為、背中合わせに積載してやや傾けます。5番(黒プリウス)と2番の間に6番(白)が来ることからバックで積み込み、低いボンネットが6番側に来るようにして間を空けておきます。6番は上段と下段の間に挟まれるように積み込まれています。イメージ 3
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少しでも全高を抑える為、キャブは滅多に見られないローキャブ(キャブの高さを下げた仕様)です。キャブの後部はエンジン整備時のチルトアップする為、角が削り取られた独特の仕様となっています。
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6番フロア(白)は思い切り傾けて積載する必要がある為、それと向かい合う5番(黒)はバックで積み込み、高さの低いボンネット同士を突き合わせることで接触を防いでいます。
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6番(白プリウス)がかなり頑張って積まれていることが分かります。積まれている新型プリウスはおそらく各販売店での展示車でしょうが、いろいろな色が設定されていますね。イメージ 8
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トラクタとトレーラーの連結部ですが、車同士の隙間はギリギリ。トレーラー側の7番を傾けることで6番との接触を回避しています。イメージ 7

トレーラー側は各フロアの高さが平均化されており、特別な苦労無く積み込むことが可能です。
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セミトレではフロアの側面にトレーラー後輪が来るため、5ナンバーサイズ(全幅1700mm未満)以下の車しか搭載出来ません。また、積載作業時にはアウトリガーでトレーラーをジャッキアップし、後輪を外に張り出して邪魔にならないようにしますが、本車両ではジャッキアップも全幅の制約もありません。イメージ 13

21mタイプは現在の所、堤に集中的に配備されているそうです。
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2015年12月 東名高速・上郷SAにて

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