

これは陸上自衛隊が保有する重レッカです。
重レッカは主に高機動車以上装甲車以下の重量を持つ車両の牽引・回収を目的に開発されました。後方支援部隊のみならず実戦部隊である戦車大隊や特科連隊の本部管理中隊・整備小隊など多くの部隊に配備されており、装甲車両のエンジン交換などの重整備や重量物の輸送、弾薬や装備品の荷役など、各部隊でクレーン車としても活躍しています。
ベース車両は三菱ふそう・スーパーグレート。キャブやエンジンは民間型に準じていますが、シャシー面では総輪駆動化(6×6)や車高アップ、ヘッドライトのバンバー装備、アクスルシャフトの大径化など自衛隊独自の仕様となっています。防衛省向けの車両型式は、2000年までは除雪車用総輪駆動車と同じFWでしたが、2000年以降は一括してFXとされています。民間型は2000年のマイナーチェンジでミラーがスーパーミラーに変更されましたが、FXでは従来のミラーが継続設定されています。
この車両は豊川駐屯地の第10後方支援連隊・第2整備大隊・特科直接支援中隊に所属しており、同じく豊川駐屯地に司令部を置く第10特科連隊の整備を任務としています。
2009年10月 陸上自衛隊豊川駐屯地にて
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