
島松駐屯地の史料館の展示より。自走不能となった74式戦車(74TK)を78式戦車回収車(78TKR)が牽引し、特大型運搬車へ積み込む様子が写されています。戦車のような重車両はクレーンでトレーラへ積載することが難しいため、写真のように牽引して積み込みます。牽引に備えて特大型運搬車のグースネックにはワイヤーロープを通すリールが装備されています。
まず故障した74TKの前に特大型運搬車を置き、牽引車を切り離します。次に78TKRをトレーラの前側に置き、ワイヤーロープで74TKと結びます。この際にグースネックに装備されたリールを通します。あとは78TKRで牽引するとトレーラへ積み込むことができます。民間では建設機械を牽引車のウインチで牽引することがありますが、戦車のような重車両を10t程度の自重しかない牽引車で引っ張ると横転する危険があるため、戦車と同等の重量がある(ここが重要)戦車回収車を使って積み込むことがポイントです。




2025年7月 島松駐屯地記念行事にて
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