

73式大型トラック(3 1/2tトラック)の派生型として開発されたのが3 1/2tダンプです。わかりづらい名称ですが「3 1/2t」とは3500kg≒3トン半の意味を持ち合わせています。
一枚目、奥の車両は1987年から配備が始まった改良型で、キャブ・エンジン・ハブリダクション・トランスミッションなど初期型からの改良点は多岐に亘っています。
手前の車両は1999年から配備が始まった新型で、最も目を引く変更点はキャブ形状の変更とトランスミッションの6速AT化。さらに2005年度納入車両からはエンジンがV8から直6ターボへと変更されています。
3 1/2tダンプはリアタイヤがシングルからダブルタイヤになっているのが73式大型トラックと最も異なる点です。名称の通り悪路走行時等を想定した標準積載量は3500kgですが、平地等の走行時に適用される最大積載量は5000kgとなっています。
配備部隊が限定される特大型ダンプとは異なり、普通科・施設科・輸送科・特科など各部隊に幅広く配備され、写真のように荷台に座席とアオリ、幌を装備し73式大型トラックのように人員輸送に使っている部隊も非常に多いようです。
2010年5月 陸上自衛隊大久保駐屯地にて










