イメージ 1

イメージ 2

これは陸上自衛隊が保有する3 1/2tダンプです。

73式大型トラック(3 1/2tトラック)の派生型として開発されたのが3 1/2tダンプです。わかりづらい名称ですが「3 1/2t」とは3500kg≒3トン半の意味を持ち合わせています。

一枚目、奥の車両は1987年から配備が始まった改良型で、キャブ・エンジン・ハブリダクション・トランスミッションなど初期型からの改良点は多岐に亘っています。
手前の車両は1999年から配備が始まった新型で、最も目を引く変更点はキャブ形状の変更とトランスミッションの6速AT化。さらに2005年度納入車両からはエンジンがV8から直6ターボへと変更されています。

3 1/2tダンプはリアタイヤがシングルからダブルタイヤになっているのが73式大型トラックと最も異なる点です。名称の通り悪路走行時等を想定した標準積載量は3500kgですが、平地等の走行時に適用される最大積載量は5000kgとなっています。
配備部隊が限定される特大型ダンプとは異なり、普通科・施設科・輸送科・特科など各部隊に幅広く配備され、写真のように荷台に座席とアオリ、幌を装備し73式大型トラックのように人員輸送に使っている部隊も非常に多いようです。

2010年5月 陸上自衛隊大久保駐屯地にて

イメージ 1


イメージ 2


イメージ 3


「網走バスの移籍車達」第二弾は元遠州鉄道。
2005年春に網走バスが導入した4台の中古車は静岡県浜松市に本社を置く遠州鉄道からの車両。当時、市場に大量の中古車を供給してきた東京都営バスが中古車の放出を中止し、市場価格が高騰。そのため遠州鉄道のようにあまり中古車を放出してこなかった事業者の車両も市場に多く出回るようになっていました。遠州鉄道の車両は長尺で収容力が高く地方路線に適した車両が多い為、比較的人気があるようです。

車両は1991年式のエアロスターMで、ホイールベース6mのP尺車。4枚折戸の中扉に、黒サッシのメトロ窓、車内は二人掛けハイバックシートがメインのため座席定員も多くレベルの高い仕様が特徴。押しやすさを考え、背もたれにも降車ボタンを配置するなど遠州鉄道のこだわりが感じられる仕様もそのまま残されています。遠州鉄道からは4台が購入され、網走バスでは191・192・195・196の番号で登録されました。

移籍後に、中扉4枚折戸の半分をドアカット可能にする改修を受けましたが、それ以外に大きな変更点は無く、内装は降車ボタンも含めてオリジナルの姿を保っています。自社発注車に比べて方向幕周りがすべて赤色に、リアガラスの上はすべて白色の塗装となっており、一目で元遠州鉄道とわかるポイントとなっています。また市内線運用が多いことからラッピング塗装の機会が多いグループでもあります。
運用としては、収容力の大きさを生かして東京農大線やイベント時の臨時バスに使用されることが多く、特に朝の東京農大行きでは、続行便を従えて運用されています。1991年式という古参車ではありますが、まだまだ網走での活躍が続くことでしょう。

2009年末帰省 126
2009年末帰省 130
2009年末帰省 132
2009年末帰省 134

北見200か196 U-MP218P(1991年式) 
2010年8月 網走バス山下車庫にて

イメージ 1


イメージ 2


イメージ 3


イメージ 4


今回から数回に分けて「網走バスの移籍車達」というテーマで、網走バスが近年導入した中古車について紹介していこうと思います。第一弾は元東京都営バス。

この車両は東京都営バスが都市新バスシステム「グリーンシャトル」専用車として導入したU-規制のエアロスターK。都営バスではX代と呼ばれた1991年度の導入車両で、グリーンシャトル専用車としては6代目の車両となりました。グリーンシャトル専用車は一般路線車とは仕様の差別化が図られており、座席はハイバックシート、側面窓は黒サッシの逆T字窓、前扉にはグライドスライドドア、4枚折戸の中扉、エアサスペンション仕様など、当時の都営バスはもとより首都圏の同業他社で導入されていたバスとは車両サービス面で一線を画する画期的な車両でした。

X代の車両は2003年に順次廃車となり、あるものは海外に、あるものは地方へと第二の奉公に出ていきました。このうち網走バスに移籍してきたのがX330~X332の3台で、全車が網走営業所に配置、それぞれ141・143・144のナンバーで登録されました。網走バスでは1989年の神奈川中央交通からの車両以来、実に14年振りとなる中古路線車の導入となりました。
移籍に伴って塗装こそ変更されていますが、車内外ともに大きな改造を受けておらず、行燈や内装・側面方向幕の位置もオリジナルの姿を保っており、後面方向幕もそのまま活用されています。
主に市内線で活躍してきましたが、2010年冬に143号車・144号車が登録を抹消され廃車。141号車が唯一の生き残りとして活躍しています。

北見200か141 U-MP618K(1991年式) 
2010年8月 網走バス山下車庫にて

↑このページのトップヘ