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これは静岡県を代表する物流企業である鈴与グループの鈴与自動車運送が保有するギガ+20ft海上コンテナシャーシです。

同社は鈴与グループ内では海上コンテナの輸送を主力としており、800台近くの海コンシャーシを保有しています。
トレーラーは日本トレクス製の20ftシャーシ。3軸であることから最大積載量は24tにも及び、所謂フル積載が可能となっています。搭載されているのは一般的な20ftのドライコンテナで、「TEX」の表記があるので、textainer社の所有と思われますが、後部にはAmerican President Lines社を示すAPLがスプレーで書かれており、結局どこの会社かよく分かりませんでした。

トラクタはいすゞ・ギガのハイルーフモデル。同社のカラーである青色と黄色を上手く塗り分け、警戒色のようなデザインとなったバンパーが特徴です。側面にはGマークや「ツイストロック確認ヨシ」やISO
認証取得の表記が見られ、しっかりした会社だなという印象を受けました。

2010年11月 清水港にて


関連記事→「清水港袖師埠頭 立てかけ式シャーシプール」
http://blogs.yahoo.co.jp/trans5885/8537070.html

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これは陸上自衛隊が装備する火炎放射器。

陸自では「携帯放射器」という名称で採用している装備品で、主に普通科部隊に配備されています。敵部隊のトーチカや陣地を焼き払う他、味方陣地を構築する為に周囲の草木を焼き払うといった使い方もあるそうです。装備の充足に伴い一時期調達が中止されていましたが、防衛省によると近年調達が再開された模様です。

2010年5月 陸上自衛隊大久保駐屯地にて

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これは陸上自衛隊が装備する資材運搬車。
主に普通科部隊・特科部隊・施設科部隊に配備されており、大型輸送車両と人力輸送の隙間を埋める小型の運搬車です。中身は茨城県に本社を置く、諸岡のゴムクローラキャリアダンプを自衛隊用に転用したもので、民生品では不整地運搬車と呼称されています。

最大積載量は3000kgで、荷台はダンプアップが可能。車体中央に装備されたクレーンの吊り上げ能力は2000kgと、弾薬や築城資材の荷役にも十分耐えられる仕様となっています。運転席は民生品と同じ左側に配置されますが、自衛隊仕様では右側にも乗員席を備えているのが特徴です。(但し運転装置はなし)

2tトラック程度という小回りの利く車体にゴム製クローラによる高い不整地踏破能力とアルファルト路面でも走行可能という高い汎用性を持つ為、先の東日本大震災では行方不明者の捜索やガレキの輸送で保有する能力を遺憾無く発揮したようです。報道によると陸自では全国の部隊から資材運搬車をかき集め、現場の1個中隊に1両の割合で配備をした模様。「小回りが利き、何でも運べるし、とにかく役に立った」という現場指揮官の声が印象的でした。

2010年5月 陸上自衛隊大久保駐屯地にて

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