1A7A7957
富士駐屯地の特科教導隊情報中隊情報小隊に配備される対砲レーダ装置 JTPS-P16。76式対砲レーダ JMPQ-P7の後継装備で、火砲の発射する砲弾あるいはロケットを遠距離かつ広域に渡り標定することが可能です。研究用1両、試作2両を経て、1993年~2013年度にかけて19両(セット)を調達。配備は1995年度から始まり、14個師団(旅団)+2個特科団(群)+富士教導団に行き渡っています。調達価格は1両13億円。

製作は東芝。一式は7tトラックに搭載され、キャブの後ろに発電機、後部にアクティブ・フェーズドアレイ・アンテナを搭載します。作戦時には評定処理装置JCM-P11が随伴し、後方で敵火砲の位置や門数を割り出し、反撃の諸元をFADS等に伝送します。反対に陸自特科部隊の弾着を観測し、修正情報を送るといった使い方もされます。また、対電子対策(ECCM)能力を保有し、電子妨害への対抗が可能です。本車両は量産4号車で、303観、通信、東方特に続いて配備されました。

1A7A7648

79-9104 特科教導隊情報中隊(富士)
2025年10月 富士駐屯地記念行事にて

1A7A2592
平成29年度(2018年3月)に導入された指揮車。浜頓別支署に配備されています。80ランクル指揮車(平成7年式)の後継車両で、ランクルプラドです。荷室に折り畳み式の指揮台を搭載しています。

1A7A2505
1A7A1231

南宗谷消防組合・浜頓別支署 指揮車 コールサイン「浜頓指揮1」
2025年5月 枝幸町消防団春季消防合同演習にて 

1A7A2425
平成25年度(2014年3月)に導入された「天龍」の名を持つ
水槽付きポンプ車Ⅱ型中頓別支署に配備されています。架装は北海道モリタ。A-2級ポンプに3000L水槽、南宗谷消防組合初となるCAFSを装備しています。

中頓別管内のあらゆる事案に対応できるよう、前バンパーには大橋機産の油圧ウインチ、
屋根左側には昇降装置を介して梯子、右側には大型道具箱、中央部分には照明装置(ナイトスキャンチーフ)を装備しています。

1A7A2443
1A7A2403
1A7A2407
1A7A2410

南宗谷消防組合・中頓別支署 水槽付きポンプ車Ⅱ型 コールサイン「中頓タンク1」
2025年5月 中頓別消防団春季消防演習にて

↑このページのトップヘ